気分転換の話じゃなくなった

お題「気分転換」

気分転換はベタに散歩をすることが多い。

少し前までは、なるべく降りたことのない駅を何も調べずにおりて駅の周辺を1時間くらい散策していたりしていたのだが、最近はただ家の近くを20分~30分程度何となく歩くだけのものが多くなりつつある。

前者の散歩も楽しいには違いないのだが楽しみ方が違っていて、前者は何か面白いことはないかと探す意味合いが強くて、後者はただ考えたくないものごとを考えないようにするとかぼーっと歩いて頭を整理させたいというような時にすることが多い。

家の近くでの散歩が多くなったのは改めて考えると考えなくてはいけないことが増えたのもそうなのだが、友人と遊んだりというのが何となく憚られる状況が続いているからなのかもしれないと思った。

というのもあまり出歩いたり外でお酒を飲んだりというのが推奨されない昨今ではあまりくだらない話を人とする機会が極端に少なくなった。それに伴って何か例えば家にいた時に見た面白い動画であったり職場での出来事だったりも人に聴かせる前提として整理をしたり、考えたりということをしなくなってきたのだ。その延長でそもそもあまり人に聴かせる面白い話を求めるより自分が少しでも快適で暮らせるほうにシフトしてきたような気がする。

仮に今、友人からの誘いがあって飲み会をやるとなった時のことを想像すると本当に話すネタがない。「自宅待機中に何をしていた?」のようなことから始まり、仕事なんかの近況を少し話して、、、

それ以上の話の引き出しは何もないなと思ってしまった。また、それらの話も大して膨らむ感じが全然しない。

気分転換という話からいくらか逸れた気もするが、気分転換としての散歩も大事なのと人に話せるようなネタを見つける散歩どちらもバランスよくやっていきたいと思う。