笑い

お題「気になる番組」

テレビを見る時間は昔と比べると明らかに減ってはいるのだが、オードリーの出ている番組を見ることが多い。

僕は元々ラジオが結構好きで特に芸人がやる深夜ラジオをよく聞いていて、その中でオードリーがやっているオールナイトニッポンが一番のお気に入りだった。

そのラジオを聞くようになってからオードリーという芸人そのものがすごく好きになった。その結果オードリーの出るテレビ番組についても追って視聴するようになっていった。

最近で言うとあちこちオードリー、オードリーさんぜひ会ってほしい人がいるんです、日向坂で会いましょう、ヒルナンデスの水曜日など。あと若林単体だが、しくじり先生なんかも良く見ている。

オードリーが好きな理由は独特の考え方であったり、空気を崩さない細かなやり取りだったり、男子高校生のノリ感だったり色々あるのだが、攻撃性を外に出さないバランス感覚だと思う。

最近よくネットニュースになって炎上したりという人が多いが、その大体がある特定の層に対しての軽視だったり、怒りを買ったりというものだと思う。

そしてそう言う炎上を起こす視聴者層というのは今の世の中に違和感を持っていたり、変わらなきゃいけないという考えを持っていることが多いように感じられる。

そんな世の中に違和感を感じている人としてスタンスが近く、世の中に適応することに苦戦をしていたのが若林である。若林は世の中の違和感だったり、自分がとった行動が世の中にとって異常であったことにショックを受けたことなどをまとめてエッセイ本を出すほど世の中への迎合を悩んでいた。

そういう背景があるので、人の特徴なんかをいじるうえでその人がなるべく気分よくいじられるように、純粋なお笑いとして伝わるように極力嫌味な部分を排除したり、デフォルメしているのがすごく伝わるから見る側も不快にならないのだと思うし、番組の構造自体が下世話的だったり、嫌な部分を着くものでもフォローしてくれる安心感があるので落ち着いて見ていられる。

好きな番組どころか好きな芸人の話を長々書いてしまったが、僕は基本的に面白い番組はしょーもなくてもいいからただ面白いというだけがあればいいと思っているので、そういう部分に長けた芸人が出ている番組が好きなのです。