SNS

SNSを見る時間を意識的に減らしたらすごく楽になった。

特にTwitterのような自分がフォローした情報以外も流れてくるようなものはストレスになりやすかったので、気になることがない限りは1日に2回くらい流し見する程度にしている。

中にはもちろん面白い情報もあるのだが、結局身につくようなものはほとんどないし、それに乗じて大して関係ない便乗ツイートしている人を見て「なんだかなぁ」と思ってしまう。

 

SNSを見るのを控えようと思った理由はストレスがあっただけじゃなくてふとSNSを見ている自分が客観的にどう見えているかを想像したら情けない感じがしたからでもある。家でイスに座って何をするでもなく、スマホをひたすらに何分も、ひどい時は何時間も見ていてたまに画面をちょこちょこ指でなぞる様子はなんとも言えない嫌悪感があった。

 

ネットでの誹謗中傷が問題視されることも多いけれど、それを書いている人の姿を想像すると少し気持ちが楽になるかもしれない。スマホやパソコンの液晶を前かがみでのぞき込んで必死に画面をこすっている。

なんなら見ている側もおんなじだ。わざわざのぞき込んでみるようなもんでもない。

 

ただ本当にユーモアに富んだ面白い人もいるにはいる。ただそれを1人見つけるために100人くらいはつまらない人の言葉を見なくてはいけない。

それに大して自身の日常生活に大きな影響を与えるようなものはほぼない。

 

SNSは心の余裕があるときに面白いものが見つかればラッキーという気持ちの面での博打程度のものだと個人的には思う。博打で身を亡ぼすのも気をつけなくてはいけないけれどSNSで心を亡ぼさないことも同じくらい気を付けたい。